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ツボを知れば、自分のカラダともっと対話できる。カラダケアのための、ツボ押し

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2022年1月19日 / 更新:2022年2月16日

東洋医学に詳しくなくても肩もみや、脚のマッサージなどをする方も多いでしょう。マッサージよりちょっと専門的なツボ押し。それは人間のもつ自然治癒力を生かす知恵の結晶です。ツボ押しのコツを知って、自分のカラダにふれる機会を増やし、もっと労わってあげましょう!

ツボって?体温計もない時代に育まれた知恵。

まだ医学が発達していない時代。レントゲンやCTなどの検査機器がないのはもちろん、体温計すらありません。また、医師に治療にしてもらうことは一般的ではなく、ほとんどの人は、自分たちで自分の身体をケアしていました。疲れを感じる部分をなでたり、もみほぐしたりする中で、「効果」を感じる場所がツボとよばれて、体系化されたのです。長い歴史の中で東洋医学として発展したツボは、全身のいろんな部分にあることが判明しています。

ツボを押すことで、血行や体内を巡るとされる気の通り道、「経絡(けいらく)」がスムーズに流れるようになります。

貧血気味の方には…

神門
手の付け根にあるツボ、神門(しんもん)がおススメ。小指の延長線上で、手の付け根に位置します。時計回りに揉みほぐしてみましょう。リラックス効果があるともいわれています。寝る前におススメです。

イライラが気になる方には…

太衝
足の指にあるツボ、太衝(たいしょう)は、自律神経を整えるといわれています。親指と人さし指の骨が交わり、くぼんだ部分です。手で前後に押してあげましょう。

立ちっぱなしが多く、脚が重たく感じる方には…

湧泉
足裏のツボ、湧泉(ゆうせん)は足裏マッサージなどで有名なツボ。長時間立ちっぱなしだと、脚がむくみがち。リンパの流れを促す働きをするツボで、足裏の中央のくぼんだ部分にあります。足湯をしながら優しく刺激を与えてみましょう。

ツボ押しがダメな事ってある?

ご飯を食べた後すぐは、良いタイミングではありません。消化のために、胃部へ気や血液が集中する時間と東洋医学ではされています。カラダにあまり刺激を与えない方が良さそうです。

骨折やデキモノがあるような部分に直接的な刺激を与えるもNG。ウイルス性の病気や伝染病などはっきりとした病気がある場合は、病院で受診しましょう。

やはり、ツボ押しは「未病(みびょう)」。つまり病気にはなっていないけれど、過労やストレスがたまり「すこし疲れたな」と感じる段階で施すのが良いようです。

自分のカラダを知るということ。大切なものを知ること。

自分のカラダを自分の手で労わる時間を持つことは大切なことです。毎日の生活が多忙だからこそ、5分ほどでいいので、自分のカラダと対話する時間をつくりたいもの。ツボ押しだけで身体がスッキリできないならば、それはもっと違う対処法が必要なサインかも。睡眠時間を長めにしたり、お仕事を頑張り過ぎないようにすることかもしれません。気になるなら、お医者さんに相談するということも立派な自分ケアですよね。

家族やパートナーと、ツボ押しをお互いにしあうことも良い時間につながります。

身体のリフレッシュだけでなく、会話したり、TVを一緒に見たり。共に時間を過ごすことでコミュニケーションになります。そうした中で、信頼できる相手とだからこそ、普段と違う口調や話の内容から、小さな変調に気が付くこともあるのです。

毎日すこしのケアが、自分を知るタイミングになるはず。健やかな心と体へつながるツボ押しタイムを設けて、リラックスしてくださいね。

【参考文献】

  • 包 強著 『自分で押せてすぐに効く 手ツボ 足ツボ』 池田書店

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