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女性の大敵、冷え性を改善しよう!

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2022年1月 7日 / 更新:2022年2月16日

冬はもちろん、真夏でもオフィスのクーラーなどによる冷え症で悩んでいるという女性は多いのではないでしょうか。昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、体に様々な不調をもたらす「冷え性」。でも、そもそも、なぜ女性に冷え性の人が多いのでしょうか?

今回は、冷え性の原因と対策を探るとともに、「ニュートリライト ヘルス・カウンセリング」で活躍中のタニタの管理栄養士さんに聞いた冷え性に効く食事のポイントを紹介します!

冷え性はどうして起こる?その原因は?

冷え症のメカニズムを知るために、まずは体が熱をつくる働きに着目してみましょう。

実は、体温の4割は筋肉でつくられています。筋肉が自分で熱をつくり出せるのに対し、脂肪は自分で熱をつくり出すことができません。一般的に男性よりも女性の方が、筋肉が少なく脂肪が多い。だから女性に冷え性の人が多いんですね。特に運動不足の女性は冷え性になりやすいのでご注意を。

また、ストレスなどの影響で血管が収縮してしまうと、熱を体のすみずみまで運ぶことができなくなります。さらに、体内に余分な水分が溜まっていると、そのぶん体は冷やされますから、熱を蓄えておく力も弱くなってしまい、冷え性になりやすくなります。

冷え性を自覚するのは、まず末端の手足からではないでしょうか。これは心臓から最も遠い部分だからなのです。さらに冷え性が進行すると、ふくらはぎや下半身、おしり、腰やお腹周り、上半身と、心臓に近い部分までどんどん冷えていくことになります。

冷え性に悩む人はどんな対策をしているの?

では、冷え性だと感じる人は、どんな対策を行っているのでしょうか?
薬事法ドットコムマーケティング研究所が実施した「冷え性についてのリサーチ」によると、30~69歳までの女性の「あなたが行う冷え性対策」は、次のような結果になりました。

1位「ストッキングや靴下を履く」77.7%
2位「保温性のある衣類を着用する」66.9%
3位「湯船にしっかりつかる」56.8%

やはり冷えやすい末端や足を冷やさないようにしていることがわかります。ついで、衣類やお風呂でしっかりと全身を温めている様子。日々の生活にも取り入れやすい冷え性対策が行われていますね。

また、同様に「冷え性対策ツールとして、使ってみたい・効果がありそうと思うもの」を聞いた結果は、次のようになりました。

1位:保湿・保温性のある衣類
2位:ゆたんぽ
3位:はらまき
4位:漢方
5位:毛糸のパンツ
6位:サプリメント

「衣類」や「はらまき」「毛糸のパンツ」など着用できるものが3つランクイン。冬はフリースやダウンなど保温性の高い素材で寒さを防ぎ、薄着の季節ははらまきをしたり1枚はおったりすることで対策できそうですね。そのほか、寝る時に使う「ゆたんぽ」、飲んで冷え性を改善しようとする「漢方」などが支持を集めていました。

これで冷え性を解消!? 冷え性対策おすすめグッズ3選!

冷え症が女性にとって身近な問題であることから、世の中には様々な冷え性対策グッズがあります。ここでは、そんな冷え性対策グッズの中から、特に気になるおすすめグッズを3つご紹介しましょう。

USBで充電できるカイロ
カイロといえば使い捨てのイメージが強いですが、USBで充電して繰り返し使える、携帯用充電カイロもあるんです。使うたびにゴミが出ないのでエコな冷え性対策グッズともいえます。通勤で使用した後は、会社のパソコンで気軽に充電できるのも便利ですね。

ぬいぐるみ型の湯たんぽ
一見かわいいくまのぬいぐるみですが、実は冷え性の強い味方!冬は湯たんぽ、夏は氷枕として使える、ぬいぐるみ型の湯たんぽも登場しています。普段はインテリアとして置けて、寒い日には抱きしめて寝るだけでぽかぽか温まります。ぬいぐるみならではの柔らかい素材でできているので、お腹やおしりなどにあててもいいですよね。

ウェットスーツ素材の足用湯たんぽ
足元の冷えが気になる人におすすめなのがウェットスーツ素材でできた湯たんぽ。まるで足湯のようにじんわりと心地よい温かさが足元をつつみこむのに、断熱性の高い素材だからお湯で濡れる心配がありません。大事なブランケットと一緒でも安心して使えますね。

冷え性に効く!体を温める食事とは?

体を内側から温めてくれるものといえば、毎日の食事です。そこで、タニタの管理栄養士さんに冷え性を改善する食事の3つのポイントをお聞きしました。

  1. バランスの良い食事を心掛ける
    「食事のバランスか極端に悪いと、ビタミンやミネラルが不足してしまいます。食べたカロリーを効率よくエネルギーに変えられない、酸素不足で全身に血液が回らないなど、冷え性の原因につながります。特にインスタントやレトルト食品をよく食べる方は要注意です。」
  2. 欠食をしない
    「食べないと体温を上げることができず、冷え性を改善できません。朝は忙しいという方は、シリアルに豆乳や牛乳をかけたり、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買って職場で食べるのはいかがでしょうか。」
  3. 体を温める食材を取り入れる
    「一般に、冬が旬の食べ物や、寒い地方で摂れる食べ物、地下で育つ野菜(根菜や芋類)、暖色や黒い食べ物(白米より玄米、白砂糖より黒砂糖、白身より赤身の肉や魚は、体を温める性質があり、冷え性の方におすすめです。」

冷え性には、バランスの良い食事をきちんと三食とり、体を温める食材を取り入れるのが良いようです。夏が旬の食べ物や暖かい地方でとれる食べ物の場合は、火を通したり、体を温める食材や、血行を良くする食材(生姜やにんにく、ねぎ、唐辛子など)と一緒に食べるのがおすすめです。食事だけでそのような食材をとるのが難しい場合は、サプリメントなどで補うのも手ですね。

日々工夫して、つらい冷え性を解消していきたいものですね!

※体組成、栄養、生活習慣の3つの視点からひとりひとりの体を詳細に分析しニーズにあったアドバイスをするサービス「ニュートリライト ヘルス・カウンセリング」にて、株式会社タニタの管理栄養士の協力を得ています。

→ 詳しくは こちら

【参考文献】

  • 「フィッテ」2014年12月(学研)特集:冷えとりダイエット
  • 南雲久美子著『冷え性改善ブック』(家の光協会)
  • 冷え性対策リサーチ(株式会社薬事法ドットコム「冷え性についてのリサーチ」/2013年10月29日~10月30日(水)/30~69歳の女性300人「アイリサーチ」のシステムを利用した WEBアンケート方式)

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