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冷え性とは違うの?危険な「低体温」対策

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2022年1月 7日 / 更新:2022年2月16日

「原因がはっきりしないけれど、なんだか体の調子が悪い」ということはありませんか?その症状は、低体温のせいかもしれません。いつも体温が低いままだと、体にさまざまな不調が現れることがあります。ここでは、冷え性との違いや対策法などをご紹介します。

冷え性と低体温を見分けるには平熱がポイントに

最近注目されている低体温。「冷え性だから私も低体温かもしれない」と思いがちですが、一般に手足などの末端だけが冷えるのが「冷え性」で、深部体温が低いのが「低体温」とされています。

深部体温とは脳や内臓など体の中心部の体温のことで、自分で測ることはできません。ただ目安として、わきの下を体温計で測るいつもの平熱が35度台と低めなら低体温といえるようです。人の平熱は一般的に約36~37度 なので、いつも35度台だとしたら、平均を1~2度も下回っていることになります。低体温は自覚症状が現れにくく、気づかないうちに体温が下がっていることがあるため注意が必要です。

一方、冷え性の人には手先が冷たいなどの自覚症状があります。それでも平熱は平均的なことが多いようです。冷え性で手足などが冷えるのは、低体温だからではなく、自律神経の乱れやホルモンの乱れ、ストレスなどが原因。また筋肉量の低下によってうまく熱をつくれなかったり、末端まで熱を運ぶ力が弱まっていたりするためともいわれています。いずれにせよ、平熱が36度以上あれば低体温ではないようです。

低体温の影響

いつも低めの体温の人は、さまざまな体の不調につながりやすくなります。体温が1度上がると基礎代謝が13%アップする といわれていますが、逆に低体温の場合は基礎代謝や免疫力が落ちた状態に 。そうすると、脂肪がたまりやすくなって生活習慣病を招いたり太りやすくなったり、病気になりやすくなったりします。またホルモンバランスも乱れがちになるため、月経痛や月経不順などが起こる可能性 も。さらに腸の機能が低下して、便秘になることもあります。

ほかにも体力が落ちたり、慢性的に疲労を感じやすくなったり、無気力になったりすることもあるようです。

低体温の改善法

低体温の改善には、筋力アップも有効 です。熱を生み出す筋肉量が少なければ体温は下がります。運動不足は大敵なので、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動で今の筋肉量をキープ、または筋力アップを目指しましょう。

運動をする場合は、1日30分以上の運動を週に2~3回を目安に続けると良いとされています。運動のための時間を取れない場合は、電車やバスの1駅分を歩く、テレビをみながらスクワットする、洗い物や歯磨き中はかかと上げをするなど、“ながら運動”を取り入れても良いかもしれませんね。

さらに、食事面では体を温める効果のあるショウガなどの香味野菜や、暑い夏の時期でも温かいものを食べるようにすると良いでしょう。また不規則な生活を見直し、生活のリズムを整えることも大切です。

冷え性は手足の冷えを感じることで気づきますが、低体温は自分では気づきにくいため注意が必要です。特に冷えは感じていないけれど原因不明の調子の悪さが続いているなら、低体温を疑っても良いかもしれません。

低体温の対策法は、体の芯から温めることがいちばん手軽な方法です。ショウガなどのポカポカ食材を摂る、湯船にゆっくりつかるなど、ちょっとした工夫で低体温の改善を目指しませんか?

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