脱・便秘生活!
女性のための改善法とは?
2015.11.16
多くの女性にとって身近な悩みである「便秘」。単にすっきりしないだけでなく、肌あれの原因になったり、病気を引き起こしたりしてしまうことも。
早めに便秘を解消し、常に便秘予防に努めましょう!
「たかが便秘」と侮れない!便秘の悪影響
便秘は男性よりも女性の方が圧倒的になりやすく、なかなか解消できずに長い間悩んでいる人も多いイメージがありますよね。厚生労働省の実施する国民生活基礎調査でも、便秘はたくさんの女性が自覚する症状でした。その数は男性の約2倍に上ります。
便秘が解消できないままだと、肌あれや肩こりを引き起こしてしまったり、精神的にも不安定になってイライラしたりしがち。さらに、慢性的な便秘は、日本人に増えている大腸がんの原因の1つとも言われています。
たかが便秘と軽視せず、しっかり対策して解消していきましょう!
生活習慣の改善で便秘知らずになろう!

便秘とは、便の中の水分が少なくなって硬くなり、スムーズに排便ができなくなっている状態のこと。食事や生活習慣などが原因と言われています。
ということは、食事や生活習慣が便秘解消の鍵になるということでもあります。実際、食事や運動に気を付けて、自力で便秘を解消したという体験談も聞きますよね。
即効性を重視して、薬で便秘を解消するという人も少なくないでしょうが、いつも薬に頼らずにすめばうれしいですよね。生活習慣をしっかり改善して、便秘知らずの毎日を過ごしたいですね。
毎日の習慣をちょっとずつ変えて便秘を解消!

便秘を解消する方法はいろいろありますが、特におすすめしたいのは、「1. 食物繊維の摂取」「2. 水分補給」「3. 定期的な排便の習慣化」の3点です。
- 食物繊維の摂取
食物繊維は水分を吸収して便を軟らかくしたり、便のかさを増やして腸を刺激し、排便リズムを回復させたりといったはたらきをします。
海藻や豆、根菜、きのこなど、食物繊維を多く含む食べ物を積極的に摂りましょう。食事でコントロールするのが難しい場合は、サプリメントで摂取するのも手です。 - 水分補給
便秘の状態では便の中の水分が少なくなっているので、水分をたっぷり補給することが大切です。特におすすめなのが、朝起きてすぐに水をコップ一杯飲むこと。腸が刺激されて動きが活発になるため、便意が起こりやすくなります。 - 定期的な排便の習慣化
朝食後など決まった時間での排便を習慣化することも効果的だと言われています。たとえ便意がなくてもトイレに行く時間を確保するようにしましょう。また、便意を感じた時には我慢せずにすぐにトイレに行くことも便秘対策として重要です。
食物繊維で便秘を解消!海藻たっぷりのおすすめレシピ
便秘解消のために意識的に摂りたい「食物繊維」がたくさん含まれたレシピをご紹介します。
「ミネラルサラダ」

材料(4人前)
- ひじき:20g
- しらたき:100g
- 海藻ミックス:10g
- にんじん:1/3本
- きゅうり:1本
- ちりめんじゃこ:20g
- 松の実:大さじ1
<A>
- 薄口しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ2
<みそドレッシング>
- みそ:大さじ1・1/2
- レモンの絞り汁:大さじ2
- ごま油:大さじ1
つくり方
- ひじきと海草ミックスはそれぞれ水につけてもどし、ざるにあげる。
- しらたきは鍋に入れ、ひたひたに水を張ってふたをし、中火にかける。煮立ったらそのまま2分ゆでて、ざるにあげ、キッチンはさみで適当な長さに切る。
- ひじきとしらたきを鍋に入れ、(A)を合わせて回しかける。ふたをして、中弱火にかけ、蒸気が出たらそのまま3分煮て、冷ます。
- にんじんときゅうりは約4cmの長さに切ってせん切りにする。
- ちりめんじゃこと松の実はフライパンに入れ、中強火でカリッとから炒りする。
- 海草ミックス、(3)、(4)を器に盛り、(5)をふりかける。
- みそドレッシングの材料を混ぜ合わせ、(6)にかける。
レシピ詳細はこちら(QUEENレシピ+)↓
https://queen-recipe.jp/recipe/1-1088
便秘が解消すれば心も体もすっきりして気持よく生活できるはず。毎日の習慣を変えるのは大変ですが、まずは起き抜けに水を飲むことから便秘対策を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考】
厚生労働省 ホームページ
QUEENレシピ+
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