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ラマダン、ハラル、ベジタリアン。世界の食習慣を知ればもっと世界が身近に感じられる!

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2022年1月19日 / 更新:2022年6月14日

世界的な「クールジャパン」ブームで各国からたくさんの人達が日本を訪れるようになったり、街角にエスニック料理屋さんがオープンするなど、私たちの身近でもちょっとしたグローバル化がありますよね。今回は「ハラル」「ベジタリアン」「ラマダン」などの言葉から、さまざまな食習慣・食文化をご紹介します!

ベジタリアン:「野菜だけ」にもいろいろある!

ベジタリアンと聞くと、肉類を食べず野菜だけの食習慣と想像しますね。「野菜がメイン」という基本はあっても、ひとくくりにするのが難しいほど、さまざまタイプがあるとか。

【ラクト・ベジタリアン】 チーズなどの乳製品は食べるが、卵・肉・魚は食べない。
【ポーヨ・ベジタリアン】 鶏肉だけは食べるが、鶏肉以外の肉類を食べない。
【ヴィーガン】 肉類のほか、魚・卵・チーズ類・はちみつも食べない! 最も厳格なタイプ。

宗教的な理由もあれば、健康や美容のために始める人も多く、ベジタリアンは世界的なブームともいえます。豆腐や油揚げなど植物由来のたんぱく質、こんにゃくのようなボリュームのある食物繊維食品が豊富な日本食材は、世界のベジタリアンからも大人気です。

ハラル:イスラム教徒の大切な食習慣

世界中に16億人といわれるイスラム教徒にはハラルと呼ばれるルールで食習慣が決まっています。地域や宗派ですこしずつ異なっているものの、基本はこちら。

【ハラル(認められた)食材】
野菜、果物、魚、卵、牛乳、イスラムの方式で”と畜”された動物の食肉・その加工品

【ハラム(禁じられている)もの】
酒、豚、イスラムの方式で“と畜”されなかった動物の食肉・その加工品

初めて聞くと「大変そう…」と思ってしまうイスラムの食ルールですが、イスラム教徒の人達は食べることが大好き。家族や友人とゆっくり時間をとって、食事を楽しみます。機会があってイスラム流の食卓を囲むと、「食事が大変」のイメージが覆されるとか。イスラム教徒の間では、日本食の天ぷらが大人気だそうです。

「ラマダン」 イスラム教徒の断食。でもその後は、お楽しみが!

イスラム教ではイスラム式カレンダーできまった月に、断食をします。 断食?! まったく食べないの?! と思うのは、早とちり。この、ラマダンとよばれる大切な習慣では、「日の出から日没まで」飲食や喫煙が禁じられる一方、日没後は家族や友人で盛大な食事を楽しむのです。食卓には、日本のお正月のような華やかな料理が毎日並びます。みんなが料理に腕によりをかけるために、ラマダンシーズンには、食料品の値段があがってしまうとか。

食べ物や食習慣を知って、世界の人々をより親しく感じるきっかけにしてくださいね。食べたことのない外国の料理も、もしかしたら「食わずキライ」なだけで、味わい深い食事と豊かな食体験が待っているかもしれませんよ。

世界にはさまざまな食習慣と食文化がある一方で、栄養バランスが整った食事を1日3食いただく日本式も、世界に誇れる健康的な食文化。野菜や魚、肉類など、幅広い食材を使う和食は栄養バランス上で優れた料理だから、意識して作ってみてくださいね。でも、食事の準備に時間が割けないほど忙しい時も。そんな時は、ちょっとだけ栄養補助食品など使ってみるのも、いいですね。

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