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発芽でパワーアップ!?栄養豊富でコスパに優れた「もやし」を活用しよう!

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2022年1月 7日 / 更新:2022年2月16日

「もやし」といえば値段の安さがクローズアップされますが、実は栄養成分がたっぷり。その秘密は発芽パワーにあるのだとか。さらに栄養価に優れるだけでなくダイエットにも効果的です。「安い・栄養豊富・ヘルシー」なもやしの魅力に迫ります!

もやしの栄養・パワーは発芽にアリ!

「もやし」といえば、大豆や緑豆が発芽したものというイメージがあります。でも、実は「もやし」は植物の名前ではなく、豆や野菜などの種子を遮光した環境で発芽させた若芽のことすべてをさします。ですから、ブロッコリースプラウトや貝割れ大根も、もやしということになります。

どれもスーパーでよく見かけるもやしですが、共通しているのが栄養豊富なこと。なぜ、栄養価が高いかというと、種子の持っている栄養素が発芽するときに大きなパワーを出すから。さらに、発芽のプロセスで種子にはない新たな栄養素も合成されます。なかでも発芽によって一気に増加する栄養素が「アミノ酸」。体内でのエネルギー生成に役立つ「アスパラギン酸」や、人間の体内にもあり、リラックスさせてくれる神経伝達物質である「γ-アミノ酪酸(GABA)」が、何と数百~数千倍になるのだとか。あの細い見た目からは想像もつかないほどの栄養とパワーを秘めているんですね!

もやしの栄養成分がもたらす健康パワーとは?

もやしには、いったいどんな栄養成分があるのかを見てみましょう。もやしには、発芽すると種子にはなかったアミノ酸が合成されるほか、ビタミンCやビタミンB群、カリウム、カルシウムなどの栄養が加わります。もちろん、種子の時の栄養もそのまま含んでいます。

みなさんがもやしと聞いて思い浮かべるのは、大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやしだと思います。例えば、大豆もやしであれば、大豆サポニンや大豆イソフラボン、大豆たんぱく質などの栄養があります。これらに含まれる大豆イソフランボンが女性ホルモンとよく似た構造を持つため、女性にうれしいメリット がたくさん。もやしは、栄養の面からもいいことだらけですね!

コスパ抜群!栄養満点な上に、家計を助ける食材もやしをレシピに取り入れよう!

もやしは栄養豊富だということ以外にも、うれしいポイントがあります。それが、ダイエットにもぴったりな食材だということ。もやしは、種子のときに持っていたエネルギーを消費しているので、そもそも低カロリー。さらには食物繊維が豊富なので、便のかさを増し、便と一緒に有害物質を体外に排出する役目を果たす「不溶性食物繊維」と、コレステロールが気になる方向けの「水溶性食物繊維」も両方含まれているので、2つのチカラでお腹の調子を整えてくれます。

つまり、もやしは栄養価が高くヘルシーなのに安く、コストパフォーマンスが高い食材です。毎日の食卓に取りいれない手はありません。どんな料理で活用するにも、淡白な味わいなので、どんな食材とも相性がぴったり。お肉や魚などの食材ならば食物繊維でヘルシーにしてくれますし、にんじんやピーマンと組み合わせるとさらに栄養バランスがアップ。玉ねぎやキャベツとならボリュームと味わいが増します。ぜひ、もやしレシピを作ってみましょう!

栄養バランスもGOODなもやしレシピ

「タイ風フィッシュサラダ」

材料(4人分)

  • 真鯛 300g
  • もやし1/2袋
  • 赤唐辛子 小さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • ナンプラー 大さじ1
  • きゅうり 1本
  • コリアンダー 1/2束
  • オリーブオイル 大さじ1
  • にんにく 1かけ
  • ライムジュース 大さじ3
  • ミント1/2束
  • フライドオニオン大さじ2

つくり方

  1. フライパンにオリーブオイルをひき、真鯛を入れ、両面がきつね色になるよう5~6分焼く。(切り身の厚さで時間を調節する)。
  2. ミキシングボウルに刻んだ赤唐辛子、すりおろしたにんにく、砂糖を入れて混ぜ合わせる。さらにライムジュース、ナンプラーを加え、味見をして赤唐辛子または砂糖で好みの味に調える。
  3. (1)の真鯛を数分寝かし、スライスして(2)のミキシングボウルに入れる。野菜とハーブをすべて加え、軽く混ぜ合わせて盛りつける。仕上げにフライドオニオンをトッピングする。

レシピ詳細はこちら↓
https://queen-recipe.jp/recipe/1-1370/

【参考文献】


  • もやし生活研究会『得ウマ!もやしレシピ』ダイアプレス
  • もやし生産者協会 ホームページ
  • レシピコレクション

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