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アミノ酸スコア100の食材で、体も心もいきいきと!

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2022年1月 7日 / 更新:2022年2月16日

毎年水着の季節が来る前に「なんとか痩せたい!」と思っている方は多いのでは? そして、痩せるといえば運動、運動といえばアミノ酸というイメージがありませんか?でも、アミノ酸は運動をサポートするだけの成分ではないって知っていましたか?

アミノ酸なしでは生きられない!私たちの体をつくる必須栄養素!

骨格や筋肉、皮膚、毛髪、内臓など、私たちの体の一部はたんぱく質でできています。たんぱく質は炭水化物や脂肪と並ぶ、私たちの体に必要な三大栄養素のひとつ。このたんぱく質を構成している有機化合物がアミノ酸だということは知っていますよね。肉や魚、大豆や牛乳などで摂取したたんぱく質が体内でアミノ酸に分解され、新たに合成されることで私たちの体をつくるたんぱく質になっていきます。

私たちの体には、およそ10万種のたんぱく質が存在するといわれており、そのたんぱく質は20種類のアミノ酸によってつくられています。この20種類のアミノ酸のどれかひとつでも欠けると、たんぱく質をつくることができません。私たちの健康にとって、アミノ酸はとても大切な成分なのです。

食事でしかとれない「必須アミノ酸」

人間の体をつくるたんぱく質のもととなる20種類のアミノ酸は、「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」に分かれます。

必須アミノ酸は9種類あり、体内でつくることができません。ひとつでも不足すると、ほかの必須アミノ酸の働きも悪くなってしまいます。足りなくなると、睡眠障害や貧血、食欲不振、疲れやすいなどの症状が出る場合があります。

非必須アミノ酸は11種類あり、それぞれが体にとって大切な働きをしています。体内の合成のみに頼らず、非必須アミノ酸を含む食材を適度に食べて、体の外からもとるように心がけるとよいでしょう。

「アミノ酸スコア100」食材とは?

注目したいのは、体内でつくることができない9種類の必須アミノ酸。必須アミノ酸がバランスよく含まれている食材を選ぶのに便利なのが、FAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)によって設定された「アミノ酸スコア」です。アミノ酸スコアが100であれば、その食材に含まれるたんぱく質の各必須アミノ酸量が高いということになります。

アミノ酸スコア100の食品は、牛肉・豚肉・鶏肉・魚・卵・乳製品・大豆など。でも、牛肉をはじめとする動物性たんぱく質の多くはコレステロールや脂質を多く含んでいます。とりすぎると生活習慣病に繋がる場合があるので、ご注意を。動物性たんぱく質だけに偏らず、大豆からできた豆腐や納豆などの植物性たんぱく質もバランスよく食べるようにするとよいでしょう。

アミノ酸スコア100食材を3点活用!30分以内にできるオススメレシピ

「大豆と新じゃがのガレット トマトソースがけ」

材料(4人前)

  • じゃがいも:4個
  • 牛ひき肉:120g
  • 大豆(水煮):120g
  • そば粉:30g
  • たまねぎ:1/2個
  • パスタソーストマト:180g
  • クレソン:50g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩:少々
  • 粗挽き黒こしょう:少々

つくり方

  1. フードプロセッサーで牛ひき肉、大豆、塩、粗挽き黒こしょう、卵、そば粉を混ぜる。
  2. ボウルに移し、細切りにした新じゃがを加えて混ぜ、12等分にする。
  3. フライパンを予熱し、半量のオリーブオイルをひく。ふたをして裏表約2分ずつ焼き、取り出す。
  4. みじん切りにした玉ねぎをフライパンに入れ、ふたをして1分加熱する。
  5. パスタソースを加えて混ぜ、皿に盛る。クレソンを添える。

レシピ詳細はこちら↓
https://queen-recipe.jp/recipe/1-1457

このほかオムライスやミートローフなども、アミノ酸スコア100食材である卵やお肉が主役の料理ですね。アミノ酸をバランスよく摂取し、心と体の健康につなげていきましょう!

【参考文献】


  • QUEENレシピ+
  • 一般財団法人日本食品分析センター
  • 厚生労働省 ホームページ
  • 新星出版社『栄養成分の事典』監修:則岡孝子
  • 女子栄養大学出版部『栄養素の通になる 第3版』著者:上西一弘

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